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瀬戸市 の土砂案件

尾張丘陵の東端、岐阜県境に接する人口約12万人の市。1000年以上の歴史をもつ窯業のまちで、「せともの」の...

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瀬戸市の概要

尾張丘陵の東端、岐阜県境に接する人口約12万人の市。1000年以上の歴史をもつ窯業のまちで、「せともの」の語源となった陶磁器産地。市域の大半が丘陵と山地で、良質な陶土(木節粘土・蛙目粘土)を産出してきた地質条件が産業の基盤になっている。窯業原料の採掘跡地が市内各所に分布し、土地の造成・埋戻しが地域の土木の日常的な課題であり続けてきた。

主要産業・建設動向

陶磁器・ファインセラミックス・耐火物などの窯業が基幹で、機械・食品も立地する。建設需要は工場の設備更新、丘陵部の宅地造成、採掘跡地の整備、道路改良が中心。窯業原料の採掘に伴う土地の改変が続いてきた地域性から、土の受入・搬出の双方に一定の素地がある。

土砂に関する情報

東海層群(瀬戸層群)が広く分布し、木節粘土・蛙目粘土などの陶土層と、砂礫・砂層が互層をなす。粘土層は難透水で、掘削面に水が滞留しやすく、含水すると極端に扱いにくくなる。一方、砂礫層は良質な埋戻し材となる。基盤の花崗岩が風化したマサ土も分布し、締固め性の良い土が得られる。同一現場でも粘土と砂礫が層状に切り替わるため、掘削順序に応じた土質区分の管理が有効。

土地利用・循環政策

市街地は住居系・商業系、丘陵部は市街化調整区域と保安林・自然環境保全のための規制区域が広い。窯業原料の採掘跡地では、埋戻しと跡地利用に関する手続きが必要になる。盛土規制法の規制区域は愛知県が2025年5月9日に指定して運用を開始しており、瀬戸市域は県が所管する。丘陵部は土砂災害警戒区域の指定が多く、法面を伴う工事では対策工が土量計画に影響する。

歴史・沿革

平安期の猿投窯を源流とし、鎌倉期の陶祖・加藤四郎左衛門景正の伝承を経て、六古窯のひとつとして陶磁器生産を続けてきた。近代には碍子・タイル・ファインセラミックスへ産業を広げ、窯業原料の採掘が丘陵の地形を大きく変えた。2005年の愛知万博では海上の森が会場計画に関わり、自然環境の保全が地域の議論の中心となった。

建設・土木関連情報

東海環状自動車道の沿線での産業用地整備、丘陵部の宅地造成、市街地の道路改良、採掘跡地の整備が進行。丘陵部では切土が大きくなりやすく、場外搬出先の確保が工程の前提条件になる。

交通・搬送アクセス

東海環状自動車道のせと品野インターチェンジ・せと赤津インターチェンジがあり、国道248号・363号・155号が市内を通る。名鉄瀬戸線と愛知環状鉄道が名古屋・岡崎方面を結ぶ。東海環状道を介して岐阜県多治見市・土岐市へ短時間で到達でき、県境をまたいだ搬出動線を取りやすい位置にある。

瀬戸市のストックヤード 4

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