第二ストックヤード
812 m³
市区町村
岐阜県の最南西端、木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)が集まる輪中地帯に位置する人口約3.2万人の市。市...
岐阜県の最南西端、木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)が集まる輪中地帯に位置する人口約3.2万人の市。市域の広い範囲が海抜ゼロメートル前後にあり、堤防と排水機場に守られた土地利用が地域の前提条件になっている。木曽三川公園と治水神社が、水と闘ってきた地域の歴史を今に伝える。
農業(米・野菜)と、機械・食品の中小製造業、物流業が中心。建設需要は堤防・排水機場の治水工事、農業基盤整備、住宅の建替え、幹線道路の改良が主体。公共の治水関連工事の比重が高いのが特徴。
木曽三川の氾濫原に厚く堆積した沖積層で、シルト・粘性土と緩い砂質土が重なる軟弱地盤。地下水位は地表近くにあり、掘削では常時排水が必要。含水比が高く受入基準を満たしにくい土が出やすいため、天日乾燥や固化改良を工程に組み込むのが一般的。良質な砂礫は西部の養老山地寄りを除きほとんど期待できない。
市域の大半が市街化調整区域と農業振興地域の農用地区域で、農地への土砂搬入は農地法・農振法の手続きが前提。木曽三川の洪水浸水想定区域が全域にかかる。岐阜県は県内全域を規制区域に指定し2025年4月1日から盛土規制法の運用を開始しており、海津市域は県が所管する。西部の養老山地側は土砂災害警戒区域の指定がある。
江戸期の宝暦治水(1754〜1755年、薩摩藩による木曽三川の分流工事)をはじめ、水害との闘いが地域史の中心を占める。明治期のヨハニス・デ・レーケらによる三川分流工事が完成し、輪中の農業条件が改善した。2005年に海津町・平田町・南濃町が合併して海津市が発足した。
木曽三川の堤防強化と排水機場の更新、農業基盤整備、道路改良が継続。低地部の建築では地盤改良が標準的で、改良に伴う発生土の処理計画が必要になる。
養老鉄道が市域を南北に通り、幹線は国道258号・国道1号(南部)。東名阪自動車道の桑名インターチェンジ、名神高速道路の大垣インターチェンジが利用できる。三重県桑名市・愛知県愛西市に接し、県境をまたいだ搬出先の選択肢がある。
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